現在の台湾の交通と建物

40年も前から100回余りも台湾へ行っていますが、当時を知る者にとって
現在の台湾は、目を見張るような変貌ぶりに驚きを隠せません。
まず交通機関です。

・台湾新幹線開通

かって台南まで快速急行でも3時間半かったのが、新幹線が開通し1時間
一寸でいけるようになりました。
むかしは車窓からゆっくり移り行く台湾の田舎の風景を眺めながら
車中小姐(女性乗務員)がサービスで窓際に設えたグラスに入れてくれる
葉っぱが浮かんだお茶を楽しみながら、牛肉弁当を頬ばったものでした。

これまで特急で4時間あまりかかっていた台湾南部にある大都市高雄
(左営)までがたったの1時間半に短縮され、台北から日帰り圏になりました。

・台北の東西南北を結ぶ路線電車(MRT)

台北市内では、何処へ行くにも車しか手段が無かったのが、今は台北捷運MRT)という電車が東西南北を隈なく走っており、むかしよく行った
北投温泉まで30分ほどで行ける様になりました。

現在では、速くて安くて安全で、しかも快適な乗り物として大好評で、
台北市民の大切な足として大活躍しています。

高さ世界一のタワー「台北101」

新しく豪華なホテルも増え、高層建築が林立しています。
今や台北の新しいランドマークと言われる国際金融センター「台北101」
は、高さが508mで101階建ての建物です。

・戦前の日本の匂いを残す台湾

40年前に始めて行った台湾は、情緒綿々の雰囲気に溢れ、戦前の
日本の故郷に帰ったようで、何とも暖かい匂いがしました。
当時30歳以上の台湾人はみな日本語が達者でした。

・台湾神社の跡地にグランドホテル(園山大飯店)

台北の目抜き通り(中山北路)の突き当たりの高台に建つグランドホテル
園山大飯店)は、独特な中国的建築物で堂々と威容を誇っていますが、
ホテルの裏手にはかって賑わっていた台湾神社の名残がまだ残っていました。

当時、鳥居の横にあった狛犬は現在園山大飯店の前庭に鎮座して
います。
中山北路は戦前には、宮前通りと呼ばれていたそうです。

・台湾の靖国神社・国民革命忠烈祠

園山大飯店の東側に、儀仗兵交代のセレモニーで観光客に人気のある
忠烈祠があります。
ここは、台湾護国神社だったのが戦後中国宮殿風に建て替えられ、
国民革命忠烈祠となり、ここには抗日戦や共産党との戦いで戦死した
30数万人の英霊が祀られています。

戦前に台湾の各地に創建された神社跡が、忠烈祠として改変された例は
他にも多くあります。

高雄神社は高雄忠烈祠になり、花連港神社は花連港忠烈祠に、新竹の
桃園神社は桃園懸忠烈祠となっており、鳥居や石段、燈篭などはそのまま
使われているそうです。

中高年のみなさん元気を出して、頑張りましょう。

次の記事は、蔣蒋介石と大陸反抗です。

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